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過去に同じ部隊で勤務した同僚や後輩の中には

「仕事ができる男だなぁ」

と舌を巻くほど優秀な人材が何人もいますが、その共通点はいずれも『甘え上手』だということです。

 

『甘え上手』などというとちょっと媚びた印象を受けるかもしれませんが、決してそうではなく上司や先輩を気持ち良く仕事させる(印鑑を押させる)というニュアンスです。

これは特に幕僚として勤務する上で必須の能力だろうと思うのと同時に、自分に決定的に欠けていた部分であると自覚しています。

 

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可愛げのある奴

可愛げのある奴

 

『甘え上手』というのは同時に『可愛げのある奴』でもあります。

「お前がそういうのであれば仕方ないなあ」

と思わせる一種の愛嬌といえばよいでしょうか。

同じことを同じタイミングで言ったとしても、発言した人物によって受け手の印象は大きく異なります。

片や何でもOK!

片や何でも却下!

そういう好き嫌いの感情の根っこには、その人物が自然に(あるいは計算して?)醸し出す愛嬌が影響を与えているのだといえます。

 

自分の職責を全うするためには、どんな配置であっても上司の影響を受けざるを得ません。

そこを突き詰めて考えれば、上司の人間性がどうであろうと気に入られるに越したことはないのです。

この辺りが若いころの自分に欠けていた部分で、目つき顔つき言葉の端々から態度に至るまで盛大に反感を滲ませてしまったことでしょう(笑)

相手がたとえ上司であっても、嫌がらせを受けたらキッチリ等倍(倍返しではなく)に仕返ししてしまう子供じみた悲しい習性を拭いきれなかったのです(爆笑)

 

もちろん定年まで勤める展望も将来偉くなろうという野望もなかったからだろうと思います。

私の場合、相手次第で非常に可愛げのない奴に変貌していました。(ギズモ→グレムリン)

そうなると事態は膠着するだけに留まらず、拡大さえしてしまいます。

どちらかが折れない限り事態の収集が不可能な場合、やっぱり部下が折れるべきなんでしょうね。

そこが調整できる上司だったら最初からこんな問題は発生しませんから。

 

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上司の気持ちを推し量る

上司

 

最初のテーマに戻って、自分の仕事をやり易くかつ効率よく成果を上げるためには上司に気に入られることが第一です。

海上自衛隊の良いところは変に媚びる必要はなく、キッチリ自分の職責をわきまえて普通に勤務するだけで一定の評価が得られるということです。

これは売上とか営業成績といったものに左右されないからでしょう。

しかし、一定以上の成果を上げようとすればやはり上司の気持ちを忖度しつつ業務を行わなくてはいけません。

その辺を考慮して、自分の気持ちを何気なく伝えてくれる上司の場合は非常に仕事が楽になります。

示された方向性に向かって進めば良いだけですからね。

もちろん途中経過を報告することは必須です。

 

全く自分の気持ちを漏らさない上司の場合、まずは正攻法で攻めてみてダメならすぐに別の手を打たなければならないので、腹案をいくつか用意しなければなりません。

考えようによってはこれが実際の戦闘に役に立つ思考法なので、そういう意味では鍛えてくれたことに感謝すべきなのかもしれません。

まぁ、仕事ははかどりませんけどね(笑)

どんな上司にも過不足なく仕えることができる人間、これこそが優秀な人材の備えるべき要件だと思います。

 

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