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海上自衛隊に在職中はもちろんのこと、退官後も何かにつけて同期会が開催され、誘われる限り万難を排して参加させてもらっている。

 

ここでいう同期とは『同じ年に幹部候補生学校に入校し卒業した者』のことを指す。

 

そして、中学や高校でいうところの『組』であり『クラス』に相当するのが『分隊』である。

 

私たちの時代は現在使用されている新校舎が建設される直前であり、同じ分隊に所属する者は一つの大部屋で寝起きを共にしていたという話を過去の記事で紹介してきた。

 

文字通り『寝食を共にしてきた時間』が長い分だけ、同期の中でもとりわけ親密度が高い存在、それが『同じ分隊の同期』だといえる。

 

当然のことながら、在校当時の様々なイベント(各種競技会など)の祝勝会などは分隊単位で実施されていた。

 

そういった集いが本日のタイトル『分隊会』ということになる。

 

しかし、幹部候補生学校を卒業し、遠洋航海を経て、それぞれの職種が決まって部隊勤務が始まると、勤務地の関係上どうしても同じ職種の同期と集まることが多くなってくる。

 

私の場合、海上自衛隊の中でも最大派閥を誇る『艦艇幹部』に属していたので、やはり『同期会』で顔を合わせるのは『艦艇』の同期に偏っていた。

 

一般社会とは異なり、海上自衛隊における『同期会』とは当直を交代してもらっても参加すべきモノという伝統(鉄の掟)がある。

 

何かと忙しい初級幹部時代に寄港地で開催される『同期会』は唯一息の抜ける時間だったし、そういう逃げ場をちゃんと用意しているところに海軍伝統の英知を感じる。

 

長い前置きとなってしまったが、本日はそういった『同期会』ではなく、卒業以来初めて開催された『分隊会』について感じたことを記事にしてみたいと思う。

 

もちろん、この記事を書くきっかけは久しぶりに顔を合わせた同期から

『最近記事の更新が滞っているがどうなっているのか?』

という叱責があったからに他ならない(苦笑)

 

意外にも身内というべき同期諸氏が私の駄文を楽しみにしてくれていたという事実を知り、久しぶりにこうして記事を書くことにした次第である。

外見前線に異常あり!

今から24年前の1992年3月、江田島の幹部候補生学校に集いし頃は、いずれの面々も若々しい二十台の青年だった。

 

だが、年月の流れは時として残酷なまでに外見を変化させてゆくものである。

 

そういう世間の理に漏れず、我が同期分隊員たちも相応の経年変化に浸食されていた(笑)

 

身体の膨張、頭髪の白色化、はたまた変色すべき頭髪そのものが失われているなど・・・

 

とはいえ、そんなことはごく些細で表面的なことでしかない。

自分の顔(表情)に責任を持つ

人間は40歳を越えると、その顔(表情)に自分の人生を色濃く投影してしまうモノだ。

 

『40歳を越える頃になったら、自分の顔に責任を持ちなさい。』

 

当時高校生だった私に対して、母親が機会あるごとに語っていた言葉が近頃よく脳裏に想い浮かぶようになった。

 

その言葉の持つ意味がはっきりと理解できる年代になったからだろう。

 

そういう観点から改めて我が同期諸氏の顔を見て、正直なところ安心した。

 

外見上に多少の経年変化が認められるとはいえ、その表情は一様に明るく爽やかなものを感じさせるものだったからである。

 

もちろん、制服を着て勤務している時の表情はもっと厳しいものがあるに違いない。

 

それでも、こうして気の置けない仲間と集い打ち解けた時間を共有する時は、サッと幹部候補生当時と同じ表情に戻ることができる。

 

それが何にも増して嬉しかったのである。

顔の美醜とは何か

我々のような年代になると『顔の美醜』とは単なる造形の問題ではない。

 

醜い顔とはどういうものか知りたいならば、最も手頃なサンプルとして『恣意的に我国を貶めようとする政治家の顔』を想像すればよいだろう。

 

具体的に個人名を出すことは控えるが、彼らとて生まれた時はもちろんのこと、若い頃からあのような醜い顔をしていたわけではあるまい。

 

政治家と比較するのは無理があるのかもしれないが、私の同期も今では海上自衛隊という巨大組織の中核として、それなりの地位と権力を持つ立場にある。

 

それでも、厳しくはあっても醜くなることなく、自分の顔(表情)をあるべき状態に保持できていることに改めて敬意を払いたいと思う。

この記事のまとめ

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分隊会で久しぶりに同期の顔を見た第一印象の話だけで、ここまで長くなってしまうとは想像していなかった。

 

今回の記事は、18時に始まって24時に閉会するまでの長い分隊会におけるほんの序章でしかない。

 

幸い連休中ということもあり、こうして記事を書く時間的余裕に恵まれたので、いくつかのトピックに分類しつつ引き続き分隊会の感想について書いていきたいと思う。

 

それでは、ここまで記事をお読み頂きましてありがとうございました。

 

また、次回の記事でお会いしましょう。

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