souchi_zennkei

引用元:http://www.kaiho.mlit.go.jp/11kanku/naha-airstation/

 

遠洋航海から帰国し、約2週間の休暇を実家で過ごした後、鹿屋での航空実習が始まりました。

本実習において印象に残っているのは、航空機の脱出訓練で、巨大なプールに航空機のコックピットが設置しており、そこに搭乗した状態でプールに降下させ脱出するというものです。

 

私は特別に、水中に降下した後に航空機が反転するというちょっと難易度の高いパターンを体験させていただきました。

教官からは

「とにかく焦らずに、機体の動きが止まったらシートベルトを外し、空気の気泡を確認して水面を目指すように」

と指導されていました。

 

もう一人の同期とコックピットに搭乗し、『OK』サインを出したら一気に水面に突入、あっという間に水没していきます。(ウォータースライダーみたいです)

教官に言われたとおり、機体の動きが止まるのを待ってシートベルトを外そうとしたその瞬間、隣に乗っていた同期が方向を見失ったのか、私の目の前をものすごい勢いで泳いで行きました。

あちこちをバタ足で蹴られ

「おいおい、落ち着いてくれよ」

と苦笑しつつも、自分自身はかえって気持ちが落ち着いてきてゆっくりとシートベルトを外して水面に上がりました。(水深は5m位だったと思います)

やっぱり、人間は事前に分かっていても、パニックになるものだなあと改めて実感しました。

 

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部隊配属発表

そして、この実習中にいよいよ配属が発表されることになりました。

幹部候補生学校入校時から現時点に至るまでに、何度か希望職種を提出する機会がありました。

 

私の場合、第1希望の変遷は、

幹部候補生時代:艦艇(何も知らなかったので)

練習艦隊時代:経理補給(艦艇勤務が嫌になり)

最終段階:命のまま(退職することを検討していたので、もはやどうでもよくなり)

結果として、艦艇勤務となりました。(笑)

 

『護衛艦せんだい通信士』

これが、私の初めての配属先でした。

この配属発表の後、また数名の同期が退職していきました。

幹部候補生学校入校時から現時点に至るまでの既に30名ほど退職しています。

 

私は「とりあえず、1年間部隊で勤務してから退職しよう」と考えていました。

何故退職を考えていたかについては、別の記事で書きたいと思います。

そして、護衛艦「せんだい」の待つ佐世保に向かうことになりました。

 

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