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スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り

この格言について、私見を述べたいと思います。

 

スマート

スマートとは、外見が痩せているということではなく、立ち居振る舞い、考え方などが洗練されていて無駄がないということです。

『要領が良い』という言葉には、少々小賢しい印象がつきまといますが、スマートとはただ要領が良いというだけでなく、嫌味がない要素が必要です。

嫌味のない素直な気持ちに基づいた行動こそ、スマートの原点ではないでしょうか?

全てにおいて無駄がないということは、千変万化の海で生きるものとして重要な要素です。

無駄を省いて、必要なことに力を集中してこそ安全な航海を達成することができます。

 

目先が利いて

目先が利いてとは、未来を予測し事前に対処できるということです。

穏やかな海上模様も、わずかな時間で一変し大しけになることがあります。

船という乗り物の特性上、一瞬のうちにその影響圏外に移動することは不可能です。

だからこそ、そのような不測の事態に予め対処方法を定め、いつでも実施できるように準備する必要があるのです。

 

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几帳面

几帳面とは、物事に対して精神的、物理的に整理整頓ができているということです。

過去の経験で私室の机の上を片付けず、そのままにして立直(当直勤務に就くこと)した際に、急に荒天となり、後で部屋に戻って愕然としたことがあります。

そのときぶっ飛んだパソコンは二度と目を覚ますことはありませんでした。(当時価格で40万円のノートパソコン)

私はこの高価な代償により、几帳面であることの重要性を学びました。(涙)

 

負けじ魂

負けじ魂とは、ここ一番苦しいときにこそ「なにくそ!」と力を発揮できることです。

頭の中には、相撲の土俵に足がかかって「ここからは、一歩も引かない」と踏ん張っている姿が浮かんできます。

海上自衛隊に限らず、仕事をしていると厳しい状況に追い込まれることがあります。

しかし、経験上そういう危機的状況こそ乗り越えた時の利益は大きいと言えます。

だからこそ「これはチャンスなんだ」と自分に言い聞かせ、踏ん張ることで乗り切ることができるのでしょう。

 

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