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しまかぜ機関士の時に艦長から指導され、現在もなお印象深い言葉です。

詳細な経緯は失念しましたが、何かの報告事項についてのやり取りだったと思います。

 

自分としては確かに艦長に報告した事項について、後日艦長から再度質問されたときに

「先日、既に報告済みです」

と回答したのですが、

「いや、聞いていない。言った言わないは言った者の責任だ!」

という流れだったと思います。

 

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当時の私は

「・・・なんて理不尽な」

と憤慨しましたが、後から考えてみるとなかなかに含蓄のある真理だと思うようになりました。

 

報告する者は相手の状況や報告内容に対する理解の度合いを確認する必要があるということです。

指揮官には大量の情報が集中する状況があります。

その指揮官に対して、自分本位のタイミングでただ報告(言葉を発)しても内容が理解されない限りは報告していないのと同じだということです。

 

もちろん自分の報告内容の重要性(緊急性)を考慮することも必要です。

といっても自分で勝手に過小評価しすぎると、後日取り返しのつかない事態に発展するのでご用心!

この辺のバランス感覚が掴めるようになれば、上官からの信用を得られるようになるでしょう。

末端幹部に対しても、単に部下としてではなく『自分の後に続く者』として指導して下さる上官に多数お仕えできたことは、幸せなことであると同時に自分自身の財産でもあります。

 

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