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全ての海上自衛隊幹部には序列順に番号が付与されています。

つまり、指揮継承順序です。

 

上位者が戦死しても直ちに次席者が指揮を継承できるようになっているのです。

そこで、この序列について触れてみたいと思います。

 

いわゆるA幹部と呼ばれる一般幹部候補生についての記述となります。

海上自衛隊の幹部教育は、横一列で同一に教育を受ける時期が3回あります。

  1. 幹部候補生学校
  2. 遠洋練習航海実習
  3. 幹部中級課程(共通過程)

この3回の教育期間での成績が後の序列決定に大きく影響するのです。

 

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3等海佐までは、ほぼこの成績次第と言っても過言ではないでしょう。

これ以降は、選抜試験で指揮幕僚課程に合格した者とそうでない者の差が顕著になります。

 

ペーパー試験偏重という批判もありますが、公正さという面においてこれに勝るものはありません。

あくまでも、最初のスタート時点で並べる基準なのですから。

その後、階級が上がるにつれ判断力、調整力、人格、更に将官になるには政治力が必要とされるようです。

勉強が得意なだけの秀才では戦に勝てませんからね。

私の知っている限りでも、多くの尊敬すべき上官が存在していましたが、平時の美徳が必ずしも戦時の有益になりえないのではないかと危惧するところであります。

 

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