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舞鶴から横須賀へは大きな混乱もなく到着することができました。

横須賀は練習艦隊で帰国して以来初めての訪問となります。

第2術科学校は幹部候補生時代に機関実習を行って以来ですので、約2年ぶりとなります。

 

機関科の任務過程は搭載エンジンの種類によって分類されていて、私の入校する任務ガスタービンの他に任務蒸気、任務ディーゼルがありました。

また、機関士ではなく応急士(長)に配置される者も、この第2術科学校の任務応急課程で学ぶことになっています。

 

以前機関実習の記事で触れたとおり、私はこの機械系の教務が苦手です。

教務についていけるだろうかと不安もありましたが、機関実習の時とは違い、今度は自分が2か月後にやらねばならないという切迫感によってなんとか無事修業することができました。

人間必要に迫られれば、大抵のことはできるものですね。

 

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1年目の勤務を終了して、改めて学生生活を始めると、部下もいなければ所掌業務もなく、自分の勉強(成績)にのみ責任を持てば良いということで精神的プレッシャーから解放されました。

しかも、2配置目ということで任務過程も2回目ですから、あらゆる面で余裕があります。

 

入校中の休日に関東地方に大雪が降り、真っ白になった箱根の様子がニュースで報道されていました。

それを見ているうちに

「よし、箱根の雪道を登ってみよう」

という気になり、すぐに箱根に向かいました。

 

到着してみるとTVで見たまま一面の雪景色です。

箱根には旧東海道の石畳の道がありますので、ここを通って芦ノ湖まで行くことにしました。

しかし、この時の服装はジャージにウインドブレーカーそしてランニングシューズという普段学校で運動するときの恰好でした。

・・・完全に雪山をなめていました。

 

積雪量は30cm以上ありましたので、スネのあたりまですっぽり雪に埋まります。

当然運動靴は、速攻でびしょ濡れになりました。

更に歩行者は皆無であるため、石畳の石が雪に覆われ形状を確認できないまま歩くことで、毎回足首をひねることに・・・

這う這うの体でようやく途中の甘酒茶屋に到着した時は、悲壮感が漂っていました。

 

私が歩いてきたことは、茶屋の方にもすぐ分かったらしく、記帳(登山者のみ記帳できる)を勧められました。(半ば呆れられながら)

この時飲んだ甘酒は、この世のものとは思えない程に美味しかったです。(その後甘酒を飲む度に、この箱根登山の事がフラッシュバックします)

・・・とまあ、こんなプチ冒険など楽しみながら約2か月を過ごし、再び舞鶴へと戻っていきました。

 

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