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オーストラリア海軍のブリスベンという巡洋艦が親善訪問で長崎に寄港することなりました。

もともと業計(業務計画)で決まっていた事項だったのか今では思い出せませんが、とにかくホストシップを命じられました。

 

佐世保を出港し、ブリスベンを洋上で出迎え長崎に入港です。

その後、スポーツ交流や艦上レセプションなどを通じてお互いの親交を深めました。

 

海軍というのは、独自の文化性を有することから、自国の陸空軍よりも他国の海軍にシンパシーを感じる種族なのです。

レセプションで友達になったブリスベンの通信士とお互いに苦しい勤務環境について語りあいました。(傷のなめあい)

 

ただし、有名なオーストラリア訛りは強烈で何度も聞き返すことになりましたが・・・(私の日本訛り&ブロークンイングリッシュはもっとひどいのですが)

翌日はブリスベンの士官数人を長崎観光に連れて行きました。

 

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彼らは日本の物価の高さに驚いていましたが、私も彼らがあまりにもお金を持ってないので驚きました。

仕方ないので、私の自腹で飲みに連れていくことになりましたが、彼らは遠慮してビールのみを注文(結果的にそれが高くつくとは知らずに)したので、支払い時には立ちくらみがしました。

 

そのお礼にということで、ブリスベンのオリジナルジッポーライター(禁煙するときに処分)をプレゼントされましたが、よく同期などに「このライターは〇万円相当の品物だよ」と自慢していました。

彼らの酒量には、驚くほかありません。

 

酒といえば、オーストラリア海軍はイギリス海軍の系列であるので、艦内での飲酒が認められています。(米海軍は飲酒不可)

士官室にはなんとバーコーナーが設置されていて、そこで飲酒することができます。

酒の種類は『ラム』です。(海賊時代から船乗りはラムを飲むのが伝統)

 

そして、興がのってくると士官室の中にある鉄棒のような場所に逆さにぶら下がり、その状態でラムを1ショット一気飲みします。

その後みんなで頭をシェイクシェイクいたします。

通称『コンバット(こうもり)飲み』と申します。

「これが手っ取り早く酔えていいんだよ」

と豪海軍士官たちは大はしゃぎしていました。

 

興が乗ってきた私たちは、

『日本の相撲とオーストラリアのラクビーではどちらが強いか?』

を証明するために、士官室内で即席の相撲大会を始めました。

軽量級の私が簡単に吹っ飛ばされたことはいうまでもありません。

「・・・この人たちと二度と戦ってはいけない」

と、強く確信しました。

 

その後、私にも『コンバット飲み』の順番が回ってきて(相撲で負けたので)、約30分後には全ての記憶を失うことに・・・

オーストラリア海軍・・・最恐でした。

 

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