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護衛艦てしおにおいては、初めての定期検査を経験しました。

4年に一度の大掛かりな修理であり、長期に渡って非稼働艦となります。

 

この期間を活用して、分隊員全員の個人面接など通常なかなか実施困難な業務にも腰を据えて取り組むことができました。

また、非稼働艦であることを理由に旅行するなど、プライベートも充実させることができました。

しかしながら、修理が終盤に近づくにつれ嫌でも意識しなくてはならないことがありました。

それが『練度回復訓練』です。

 

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訓練指導隊という術科訓練指導専門部隊の指導を受け数週間にわたる地獄の始まりです。

自分自身も含め、修理期間中に転出入した乗員はかなりの数になります。

護衛艦の運用は、チームワークの結晶によって発揮されるものでありますから、段階的に練度を回復向上させる必要があるのです。

 

人員の交代や長期間にわたる陸上生活によって、艦としての練度は著しく低下しています。

そのため訓練開始当初はダメ出しの連続で、肉体的にも精神的にもかなり堪える日々が続きます。

ですが、基礎的なことから体系的に術科練度を指導されることもあり、訓練終盤には見違えるほど技量が向上します。

それは個人レベルでは自信に、チームとしては連帯感の向上に繋がりました。

この体験は結果として、その後の勤務において非常に大きな財産となったのです。

 

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